ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

「エモレス」同様あまり評価されてなさそうな作品といえば、
「山羊の頭のスープ」もそうなのだろうか。
前作が傑作「メインストリートのならず者」だから印象薄いのかな。


「山羊の頭のスープ」のオープニング曲はダンス三部作第一弾“Dance With Mr.D”
この曲がこれまた腰に粘り着くようないやらしいグルーブ感がある曲。


いやらしいグルーブから解放された爽快感が気持ち良いM2“100 Years Ago”


そしてキースのしわがれた声が悲しいM3“Coming Down Again”


スリリングなM4“DooDooDooDooDoo”


そしてハリー細野クインテットに通じそうなカントリーM6“Silver Train”


M7“Hide Your Love”は「メインストリート〜」にも通じるDrジョン風味の曲


そしてミックテイラーの美メロが堪能できるM8“Winter”


胸がキュンとするが粘っこいリズムのM9“Can You Hear The Music”


ストレートなノリのM10“StarStar”
結構バラエティに富んだアルバムだとおもうけど、
それが逆にポイントを絞りにくくして散漫なアルバムにしてるんかな。

山羊の頭のスープ(でかジャケ)

山羊の頭のスープ(でかジャケ)

そういえば
M5“悲しみのアンジー”が十年ぐらい前にTVドラマの主題歌になったときは、
遂にストーンズも「クラプトン並にOL必携のアーティスト」てな感じで、
注目されるかと嬉しさ半分悲しさ半分やったけど、
見事にはずれましたね。


2003年大阪ドーム最終公演で公演終了後に誰も居ない舞台に向かって、
『ミック!アンジー歌ってくれー!』と叫んでいたお兄さん。
その後は元気にしているだろうか。