ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

台風一過の空

台風が過ぎたら爽やかな空が広がって、
気持ちがスカッとする。
というのが何時ものパターンですが、
大阪はひたすら雨が降り続けて、
いつも通勤で使ってるJR京都線は大混乱だった模様。
私は運良く、大阪駅に着いた時に滑り込んできた
始発の新快速に座って帰られた。


見たいテレビが無かったので久しぶりにプリンスのDVDを見た。
「サイン・オブ・タイムズ」は最近リマスターが出てるけど、
私が持ってるのはその前に出た物。
音が小さいんだな、このDVDは。
リマスター欲しい。

抜け出せない習慣

人間が習慣を身につけるのは難しい…とか書いて2ヶ月。

ブログ書く習慣が全く抜けていた。

なんか尋常じゃない忙しさが辛かった。

周囲の非協力者と外部の協力者の温度差に

一喜一憂した2ヶ月間で精神的にも強くなれたかな。

辛い日々の間も音楽はしっかり聴いており、

ローリング・ストーンズの「スティッキーフィンガーズ」のデラックス・エディションや

71年のライブを聴けた感動が辛い生活の救いとなった。

ミックテイラー絶頂期のストーンズの音に励まされた気分。

長年聴きたかった「ブラッセル・アフェア1973」が正規で手に入っもんね。


人間の習慣とBlurの新作

人間が習慣を身につけるのは難しい。

でも、だらしない習慣は簡単に身につく。

ブログを書く習慣は徐々に身についたのに、

書かない習慣は簡単に身についた。

最近に身についたもう一つの習慣は

テレビを見るようになったこと。

火曜日から金曜日にかけて、21時〜23時までの間で

決まった番組のテレビを見ている。

結婚してからか?iPhone持つようになってからか?

おぼろげな記憶だけど8年から5年ぐらい、

習慣的にテレビを見ることはなかったのに。

テレビを見る習慣はきちんとした習慣だろうか

だらしがない習慣だろうか。

The Magic Whip

The Magic Whip

ザ・マジック・ウィップ

ザ・マジック・ウィップ


Blurの新作が出た。

ひとつ前の「Think Tank」が出たのが2003年。

その時は習慣的にBlurを聴いてなかったから、

新作が出たことすら気がついてなかった。

もう一つ前の「13」は1999年で20世紀の作品だから、

自分にとっては21世紀になってから初めての新作アルバム。

聴いて無い間の「Think Tank」やゴリラズやグレアムのソロは

「21 Box」発売以降に後追いで聴いたのだけど、気に入っている。

新作は「Think Tank」以降の各人のソロ成果が生かされて、

うまい具合にブレンドされた音になっている。

派手な曲はないけれど、クセになるリズムと音で

なんども繰り返し聴きたくなる音。

ジョニ・ミッチェルのボックス

長いこと投稿せずに放ったらかしにしてたけど、

それなりに色んな音楽を聴いていた日々。

先日ジョニ・ミッチェルが倒れたというニュースに

いても立ってもいられず、彼女のボックスを購入。

お店で見たときからジャケットが気になっていたし、

リマスターの音が気になっていた。

購入への背中を押してくれたのは、

輸入盤なのに日本語の解説がダウンロードできるということ。

日本のワーナーがしてくれているんだと思うけど、

Amazonで買ったら、パッケージに日本語のシールが貼ってあり、

中面にダウンロードURLとパスワードのヒントが書いてあった。

彼女が曲について解説しているから内容も面白いし、

音もリマスターで良くなって、気持ちいい音。

彼女が選曲と曲順に並んだだけあって、曲の並びが良く、

曲の新たらしい面を見せられたように新鮮。

シンセ全開の80年代ジョニが苦手な人は特に聴いた方が良い。

60年代70年代の曲と並んでも自然に聞こえて、

曲の質が上がったように聴こえる。

Love Has Many Faces: a Quartet

Love Has Many Faces: a Quartet


ブラー「13」

キンクスの日々がからBlurの日々になってきている。

音的な連想で聴きたくなったブラー。

だけど、音的に一番遠い「13」が今回のヘビーローテション。

13

13


彼らの6作目「13」は非常に混沌としたアルバム。

なかなか受け入れられず、今まで苦手だったが

ようやく心地よく聴けるようになってきた。

穏やかな“Tender”から始まり、

ノイジーで勢いのある“Bugman”が続いて、

軽やかでポップな“Coffee And TV”で

和やかな気分になってくる。

かと思いきや“Coffee And TV”の後半、

ギターソロぐらいからだんだん不穏になってくる。

周りの景色がどんどん歪んで壊れていくような、

よくわからない音の世界。

わかりにくいリズム、ノイズの波、突然あらわれるメロディ。

秩序の無い世界が徐々に美しく感じられる。

ブラーの世界に取り込まれた感覚。

アルバムが終わりに近づくに連れて

秩序が回復して穏やかに終わる。

そしてまた最初から聴いてブラーの世界に取り込まれたくなる。

購入して15年経ってこのアルバムをようやく理解できたような気がする。

キンクスの日々

今年初めての大行事が事務所の移転。

100米ほど東側の新築ビルに移転する。

運気頼みが少しあるけれど、

これを機に会社の状況が上向いてくれたらな。

相変わらず年明けからキンクスのアンソロジーを聴き続けている。

今回のリマスターの音が気持ちよすぎる。

特にディスク3の「Face to Face」「Something Else」期

未発表テイクが多いのもあるけれど、オルガンの音や

ハープシコードなどいろいろと音の実験をしていた頃だから

立体的にいろんな音が聞こえてくると楽しい。

“Mr. Pleasant”の未発表Mixなんかは

クリアなサウンドで跳ねたピアノが盛り立ててより楽しげに聞こえてくる。

名曲“Waterloo Sunset”や“Afternoon Tea”のバックコーラスも

立体的になって今まで意識できなかったコーラスを感じられて、

より感傷的な気分になれる。

まだまだ聴き込もう。

キンクス・アンソロジー1964-1971(完全生産限定盤)

キンクス・アンソロジー1964-1971(完全生産限定盤)

キンクス三昧

2015年仕事が始まってエンジンがかかったような

かかりきってないような微妙な体調。

キンクスのアンソロジーを聴き続けている。

5枚組で139曲もあるからそうなるのも当然。

そんなキンクス三昧をさらに深める作品を見つけてしまった。

キンクスといえばレイデイビスが主に曲を書いているけど、

弟のデイブも曲を書いている。

自分的に好きな曲は“靴屋の娘”は牧歌的なゆったりした曲。

「アーサー…」のボーナスに収録されていてお気に入り。

デイブ60年代の曲を集めた編集盤が出ていた。

今回のアンソロジーにも収録されていた“Mr.Reporter”の

AlternativeMixも入っているし他に初めて聴く曲もあるかも…

Hidden Treasures

Hidden Treasures