ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

九州の旅〜福岡〜長崎〜

今日は長崎に出張。
せっかくなので、前日入りして
福岡の実家に泊まった。


両親と弟夫婦が同居しているので、
気楽に帰れるという感じではなく、
弟の嫁さんにも気を使いながらの帰省。
気さくで良い嫁さんなのですが、
「親しき中にも礼儀あり」の気持ちは忘れずに。


今日は早めに実家を出て、博多駅に移動して、
50分くらい駅内の喫茶店で過ごした。


博多駅にはいろいろな思い出がある。
高校生になっても地元の田舎高校に通ってたので、
博多駅に出るのは一大イベントであった。
だいたいレコード屋に行くことは
その日の行程に組み込んで、予定を作る。


便利だったのが地下鉄博多駅近くの地下街、
博多デイトスにあったレコード店。
店の名前は何だったかな?二十年以上も前だから忘れた。


店の名前は忘れたけど買ったものは覚えている。
特に思い出深いのはジョニ・ミッチェル「夏草の誘い」


プリンス大好き少年はプリンスが影響を受けたジョニ・ミッチェルが気になっていた。
当時はインターネットも無くて、情報が少なかった。
渋谷陽一のラジオから「ジョニ・ミッチェル」という名前を聴き取って、メモし。
博多に行ったら探そうと楽しみにしていた。


博多駅に行く機会ができたのは受験前。
当時は飛行機の学割みたいな「スカイメイト」というのがあり、
そのカードを作るために、博多駅前の全日空に行く機会ができた。


レコード店に着いて「シ行」を一緒懸命に探す。
「あった!」けどたくさんあってどれを買って良いのかわからない。


ジャケット写真だけを吟味して選ぶ。
ネットで視聴なんか無い時代。
自分の感で選ぶしかない。
(本人とも知らずに)女の人がジャケットなのは、
古臭いなと避けて(って当時はどれも古かったんやけど)
プリンスが好きなんやからこれやろうと選んだのが「夏草の誘い」
黒い人達が蛇を持って踊るイラストと
緑色と背後のビルとのバランスに引き込まれた。

夏草の誘い

夏草の誘い


あの時の自分の感とセンスは今も自慢に思える。
このアルバムが最初だったから、
今でもジョニ・ミッチェルとの付き合いが続いていると思う。