ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

キンクス

東京から帰ってきて土曜日の朝、嫁が出勤して最初にしたかったこと。
それはキンクスの『アーサー〜』をじっくり聴くことでした。
東京からの帰路はキンクス漬けでしたが『アーサー〜』はiPodに入ってなかった。


ロック総研in後楽園の議題にあがったこの『アーサー〜』
M1“ヴィクトリア”のイントロから痺れる。
やっぱりキンクスはアルバムのオープニングがカッコいい。
捨て曲なしの素晴しい曲構成。
特にM7“シャングリラ”以降の曲がどの曲も素敵な曲構成。
二部構成な作りの曲はどれも後半戦が良かったりする。
M8“ミスター・チャルズ・セッズ”
前半のしんみり具合からの盛り上がりがやけくそになった感じでいい。
なにもかも忘れて踊りたくなるようなギターです。
M9“マリーナ王女の帽子のような”
これなんかビール片手に一緒に歌いたくなる。
M10〜M11も1つの曲構成のような流れ。

聴いてて思ったのが、『アーサー〜』の曲に限らず、
キンクスの曲には日本の歌謡曲的なメロディーがある。
キンクスが参考にされやすかったからか、偶然なのかはわからないけれど。
あとM12“アーサー”なんかもそうだけど、一緒に歌いたくなるメロディが
私の心を離さないのかもしれん。

またM13の“プラスティックマン”以降のボーナストラックも名曲揃い。
M16“母の腕の中に”
「なぜアルバムに入らない」と思う一曲。
で、解説見るとデイブの曲なのね。
未発表の曲だったM22“ミスターシューメーカーの娘”の名曲。
で、これも解説見るとデイブの曲なのね。


この兄弟が不仲なのがわかるような気がしてきた。