ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

ジュディシルと初めて出会ったのは塔の視聴機。
「幻の…」というのにあおられやすいもので。
しかしこれはあおられて良かった。
即CD片手にレジへ…というには持ち金が少なかったので、泣く泣く撤退。
再び出会ったのは、ジョニミッチェルのCDがリマスターかどうか小一時間悩んでた時。
視界の隅に入ったジュディシルで悩みからの逃避行。
まーこれが素晴しく、ローラニーロとジョニが同居して、
新しい世界を作ったようなアルバムでした。
そこから遡って1stと2ndを購入。

Judee Sill

Judee Sill


疲れた頭を気持良くほぐしてくれる音楽。
こちらの1stはジョニ・ミッチェルやニールヤング・ジョーン・バエズを手がけた
ヘンリー・リュウィがエンジニア兼プロディース。
グラハムナッシュが1曲だけM6“Jesus Was a Cross Maker”をプロディース。
ジュディシルの何がグッとくるって、独特な声の重なりなんかな。
シンプルやけども緻密にアレンジが施されているので何度でも味わい深く聴ける。
今回改めて聴いてて思ったんだがXTCの『アップルビーナス』はジョディシルの影響が大きいかもしれん。
特にM2“ファントムボーイ”のオーケストラや他にアコギの感触とか。
2ndのライナーはアンディーさんやしね。