ロック総研

ロック好きなおっさんです。音楽と13歳・12歳・11歳の年子三兄弟の子育てについて語ってます。

本日は出勤。
昨日の予告どおりにマービン&タミーを聴く。

エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ~マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ

エイント・ノーマウンテン・ハイ・イナフ~マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル・コンプリート・デュエッツ

JBの自伝を読んでいる時に、JBの彼女としてタミーが登場した。
それがタミーとの初めての出会い。
その本を読んでいる同時期にローラ・ニーロのフィルモアライブが発売。
その中に収録されているメドレーの一曲がマービン&タミーの曲だった。
その曲“Ain't Nothing Like The Real Thing”はメドレーで短い。
だから全部聴きたいなと思っていた。
また同時期にマービンのDXエディションが続けて発売され
「I want you」をはじめマービンに改めてはまっていた。

ここまで条件が揃っていたら聴くしかない!
と思い、買ったのが、全曲収録されたこの作品だった。
全52曲…お腹いっぱいである。
しかし、タミーの声がとにかく可愛い。
声の伸びが気持ち良いのである。
そして二人のからみあう歌声が情熱的である。

どの曲も情熱的だが、ベトベトしてなくてカッコイイ!
M5“Your Precious Love”
M14“Keep On Lovin' Me Honey”
なんかが最近のお気に入りな曲である。
ストーンズモータウン物からたくさん影響を受けているのがわかる。

Disc2以降はタミーが病に倒れたので、影武者が歌った音源も含んでいる。
影武者が歌う曲も悪くはないし、好きなんだが、
声の伸びが違っていたり、力量の差が明らかである。

Disc2には“Ain't No Mountain High Enough”の未発表曲も収録されている。
原曲の印象が強くてとまどうが、違った局面が見えて面白い。

Disc1のM6“Hold Me Oh My Darling”
オープニングでずっと鳴っている音が
何の音なのかがずっと疑問。
コーラスなのか、オルガンなのか。
それもDisc2の別バージョンを聴くと何の音なのかがはっきりした。

いろいろと面白い発見があって、飽きのこない全52曲である。

そういえば昨年でたDVD

ザ・リアル・シング・イン・パフォーマンス 1964-1981 [DVD]

ザ・リアル・シング・イン・パフォーマンス 1964-1981 [DVD]


メニュー画面のBGMは“Ain't Nothing Like The Real Thing”のアカペラ。
こちらでは“Ain't No Mountain High Enough”のTV映像が見られます。